未来を拓くプロジェクト

NPO法人ソルウェイズのこれまでの歩み

未来を拓くプロジェクト

NPO法人ソルウェイズは、重症児のお母さん達が、札幌市で立ち上げたNPO法人です。
2017年にスタートしてから現在までの歩みを紹介します。

第一歩 “重症児デイサービス”

2017年4月に医療的ケア児、重症児に特化した「重症児デイサービス」(児童発達支援・放課後等デイサービス:0歳〜18歳まで対応)を開設しました。季節のイベントやお楽しみ会も開催し、医療的ケアも行いながら療育活動をしています。

札幌市には医療的ケア児が250人〜300人いると言われており、毎年1ヶ所ずつ重症児デイサービスを開設し、札幌市内のどの区および石狩市からも利用児を受けられる体制を創ってきました。

障害児から障害者になる子のために “生活介護”

いつまでも子どもの成長発達をご家族とともに喜び、それが年齢で途切れる支援にならぬようにと、成人後も通うことのできる生活介護事業所も開所しました。

2022年には利用者さん2名が成人式を迎え、職員一同お祝いできたことを嬉しく思っています。

在宅生活での支援  “居宅介護” “訪問看護”

児童発達支援、放課後等デイサービス、生活介護事業所を運営する中で、医療的ケアのある子どもたちは、体調を崩すと入院することも多く、長期に渡り自宅から出ることができなくなるときもあり、主な介護者である母親も外出ができなくなるケースも多く見てきました。

近年の新生児医療により、救われた、重い障害がある赤ちゃんも年々数が増え、子どもたちもいつかは「児」から「者」となり、そして高齢化していきます。0歳から看取りまでの在宅支援も必要であると考え、居宅介護事業所や訪問看護ステーションも開設しました。

要望の多い “お泊まりのできる施設”

通所施設や訪問型サービスでは、日中の限られた時間でしか対応できず、宿泊も含めて1日を通して子どもたちを預かることができないということが課題です。

当法人への要望としても、お泊まりのできる施設の開所が多く寄せられています。

この度、「北海道で暮らす医療的ケア児の未来を拓くプロジェクト」では、まず第一歩として、重い障がいがあっても、医療的ケアがあっても、お泊まりすることができる施設をつくります。

詳しくは、こちらをご覧ください。

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