いけプロ
こども未来支援拠点「あいのカタチ」建設工程⑨布コンクリート打設・布型枠解体・Fデッキ敷き込み作業
![](https://solways.or.jp/wp-content/uploads/2024/12/a61fc50807cfe8e42fb6ebd14b6622d7.jpg)
NPO法人ソルウェイズでは、「北海道で暮らす医療的ケア児の未来を拓くプロジェクト(いけプロ)」の第一弾として、2025年春に、こども未来支援拠点「あいのカタチ」OPENを予定しています。
有限会社アット様のご協力により、こども未来支援拠点「あいのカタチ」建設の進捗状況を報告します。
布コンクリート打設・布型枠解体
12/19からは、布コンクリート打設→布型枠解体→Fデッキ敷き込みという流れで行われました。
7番目の工程にあったベースコンクリートは土台の平面部分のことで、今回の布コンクリートは、垂直に上へと作業していくんだそうです(下の部分がベース、上の部分が布というイメージ)。
布コンクリート打設が終ったら、型枠を解体し、Fデッキ敷き込みという作業になります。
布コンクリートとは
布コンクリートは、柔軟な布製の型枠を使用して施工されるコンクリート工法の一種です。
この工法は、従来の剛性型枠では困難な曲面や複雑な形状の施工を可能にします。
布型枠は軽量で取り扱いが容易なため、設置や解体が効率的に行えます。
また、型枠の柔軟性により、コンクリート表面に自然な仕上がりを持たせることができるのも特徴です。
特に、構造物のデザイン性が求められる場面や軽量化を目的とする施工で採用されることが多いです。
Fデッキ敷き込み作業
Fデッキとは
Fデッキは、建築や土木工事において使用される鋼製または合成樹脂製の構造部材で、主に床やスラブの補強材として用いられます。
特徴として、軽量かつ高い強度を持ち、施工が容易である点が挙げられます。
Fデッキは、現場での型枠設置作業を省略できるため、工期短縮や施工コストの削減に貢献します。
また、敷き込み後には、コンクリートとの一体化により、床構造全体の剛性を高める役割を果たします。
建築物の床スラブや駐車場の構造材など、広範囲にわたり使用されています。