さっぽろこどもホスピス 〜北海道モデル〜 特設ページ

このように、医療・福祉の制度による支援を行ってきた中で、見えてきた大きな課題があります。重症児デイサービスでは、重症心身障害の判定を受けていない医療的ケアや身体障害のあるこどもは、お断りしなければいけないこともあります。訪問看護では、札幌でも在宅での事例が少ない中、小児がんの看取りも行ってきました。制度内の支援をすればするほど、制度に当てはまらずにサービスを使うことができないこどもたちがたくさんいることを、目の当たりにします。
だからこそ、こどもたちやそのご家族が利用できる場所や支援の必要性を実感しています。当事者・家族、医療・福祉施設や非営利団体、地域の団体や企業等でネットワークをつくり、こどもと家族を対象として、その地域に合った小児緩和ケア、レスパイトケア、ターミナルケア、家族支援等が行える地域づくり、社会づくりを目指します。
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2026.1.1 現在 |
ソルウェイズが目指す「さっぽろこどもホスピス〜北海道モデル〜」
当事者・家族、医療・福祉施設や非営利団体、地域の団体や企業等でネットワークをつくり、こどもと家族の両方を対象として、その地域に合った小児緩和ケア、レスパイトケア、ターミナルケア、家族支援等が行える地域づくり、社会づくりを行います。その活動がこどもホスピスケアであり、北海道全体に広がるロールモデルとなるような活動を実施します。


「さっぽろこどもホスピス〜北海道モデル〜」の構想
当事者・家族へのニーズ調査や、NPO法人ソルウェイズが運営する医療型短期入所「レスパイトハウス コタン」でのシミュレーションを行いながら、医療、福祉、教育、地域の団体や企業などとネットワークをつくって展開することにも重きを置き、地域のみなさんと一緒に、2027年度に札幌市内に拠点を作ります。
そして、それをモデルケースとして、札幌以外の地域にも「こどもホスピス」開設への動きの機運を高めます。
また、制度を活用した事業も運営しながら、既存の制度の対象とならない部分(家族全体の支援は障害福祉サービスにはない)は、寄付を募りながら活動することを計画しています。

1. 診療所・訪問看護ステーション
①訪問診療を中心としたクリニック
お泊りする家族の相談、地域の医療的ケア児や小児がんの子どもたちの訪問診療、小児緩和ケアやターミナルケアの訪問診療も行います。
②訪問看護
→これらは、在宅で訪問診療やケアを行うことができる人材養成も行う必要があり、医療法人財団はるたか会による協力体制が得られることが決定しています。
2. 医療型特定短期入所
重症心身障害児、医療的ケア児の日中の通所支援、レスパイトケア、ターミナルケアの支援
プライバシーが守られながら、家族でゆっくり過ごすことができるお泊りスペースです。緊急時は診療所・訪問看護ステーションなど制度内の取り組みとも連携できる体制をつくります。
2. フリースペース
こどもや家族が集い、遊び、学べるスペースをつくります。
→福祉制度等では対象にならないこどもたちも、幅広く受け入れできる拠点整備の支援
3. シェアスペース
家族会や支援団体のシェアオフィスや活動場所として、活用できるスペースを検討しています。さまざまな活動がつなる拠点の整備として、入院家族への食事(お弁当)を提供しているNPO法人イナンクル(北大病院家族会)や、医療的ケア児者の家族支援を行っている医療的ケア児者家族の会TeamDosancoなどと、こどもホスピスケアネットワークを構築していきます。
4. 家族の相談窓口
相談したいときに、相談できる窓口を設置します。また、当事者同士や家族同士で、悩みの共有や相談ができるピアサポートも予定しています。
5. 災害時の拠点
こどもたちが遊べるスペースでもあり、災害時の拠点となる機能を持った拠点としても、整備します。
北海道の特徴・課題
北海道は面積が広く、拠点病院や治療を行う病院が札幌に集中しています。そのため、遠方から札幌の病院に長期で入院することになると、外泊が可能な状態になっても、簡単には自宅に帰ることが難しい状況にあります。

- 面積が広いため、札幌圏以外のアクセス困難な「地域の医療格差」
- 在宅緩和ケアや地域医療の「連携」とさらなる「充実」
これまでと今後の予定

| – 2026年 – |
- 1.25 ブース出展@チカホ 詳細こちら
| – 2025年 – |
- 7.20 キックオフイベント(オンライン)
- 10.25 台湾の国際ライオンズクラブより建設資金への寄付
- 10.27 読売新聞 掲載:こどもホスピス 札幌に誕生へ NPOが計画中 2027年度着工
- 11.20 札幌まるやまライオンズクラブより建設資金への寄付