未来を拓くプロジェクト

お泊らない会 in 重症児デイサービス リノキッズ

未来を拓くプロジェクト

NPO法人ソルウェイズのデイサービスの事業所では、ショートステイに向けたシミュレーションを実施しています。

重症児デイサービス リノキッズにて、2023819日(土)に開催した「お泊まらない会」の活動報告です。

※「お泊らない会」は、通常のデイサービスの営業時間(児童発達支援は16時、放課後等デイサービスは17時までのお預かり)を延長しています。
※「三菱電機×中央共同募金会『三菱電機創立100周年記助成』」を受けて活動しています。

リノキッズおとまらない会

日時

2023819()

場所

札幌芸術の森
「STV創立65周年記念 チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」

目的

  • 豊かな経験を通して、子どもたちの五感を養う
  • 社会科見学でのルールに触れる

参加者

利用児6名、スタッフ7名

事前準備

  • スタッフが現地見学を行い、会場の広さや体験できそうなブース、トイレや休憩場所の確認を行った。また、実際に重症児と参加した団体の報告書や団体の代表に話を聞き、安全に参加できるよう計画を立てた。
  • お泊まらない会のイベントでチームラボへ行ったため、お泊まらない会のタイムスケジュールと共に案内状を作成し、ご家族に配布した。
  • お泊まらない会のしおりを作成し、チームラボの様子やその他お泊まらない会での児の様子を撮影し、写真が貼れるよう準備した。
  • 事前にグループを決め、狭く混雑した空間でも児とスタッフ(特にSCが必要な児や呼吸器を装着している児が看護師と)が離れないようにした。

芸術の森での様子

©︎チームラボ

©︎チームラボ

©︎チームラボ

©︎チームラボ

©︎チームラボ

©︎チームラボ

子どもたちの様子

  • 中に入った瞬間に笑顔になったり、「びっくりした」と言っていた。
  • 滑り台をすべると笑顔になったり「こっち」と行きたい場所を言葉で表現していた。
  • 普段寝ていることが多い児もずっと開眼し楽しんでいるようだった。
  • しおりに貼ってあるチームラボの写真をみてうっとりしていた。

プラ板キーホルダー作り

ペットボトルアート

参加者の声

利用児家族

  • 普段行けないような場所へ行き楽しかったようで、帰宅してからも興奮した様子で話していた。
  • チームラボに行ったことを他の人に話すと得意げな顔をして、行ったことをアピールしている様子が見られていた。

スタッフ

  • 子どもたちの笑顔や楽しそうな姿を見て感動した。
  • 子どもたちと一緒に行くことがとても楽しかった。
  • 狭く混雑した空間であったためスタッフの人数は丁度良かった。
  • 事前にまわる際のグループを決めていたため動きやすかった。フリーで動けるスタッフが周りを見て動いていたためスムーズに動けた。
  • 休憩場所が広く、人もいなかったため注入する場所が確保できてよかった。
  • 駐車スペースや重症児が行くことを事前に連絡をしていたため、駐車場から会場までの移動がスムーズに移動できたり、会場内も会場スタッフの方が誘導してくれて動きやすかった。
  • 事前にスタッフ数名がプライベートでチームラボへ行っていたため、会場内の雰囲気や内容が分かり動きやすかった。
  • 外出先でのケアが水分注入のみだったのでバタバタしなかったので行く時間帯は良かった。

課題

  • 行く時のスタッフの人数はちょうどよかったが、事業所にもどってきてからがバタバタし人手不足を感じた。
  • 携帯電話の台数も限られていたため、写真の少ない子がいたりと写真の枚数にばらつきが出てしまった。
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